6)絶対知っておきたい! 昆布のスゴい栄養素

昆布のカロリー

昆布のカロリーは、干した状態の100gでおよそ140kcalくらいです。これだけ見るとおにぎり1個弱くらい、8枚切り食パン1枚くらいです。少し多めにも見えますね。

でも、それは干した状態の時のこと。水で戻すと大体5倍くらいになります。なので実際に口にする時にはその1/5、およそ28kcal程度です。かなり低カロリーと言えます。なお、昆布のだし汁は0kcalです。

昆布はアルカリ性

食の欧米化が進む現代では肉や穀物などの酸性食品を食べる機会が多く、体が酸性になりがちです。しかし体は弱アルカリ性であるのが健康です。

アルカリ性食品である野菜や海藻、きのこ類を積極的に食べることで、弱アルカリ性に近づけることが重要と言われています。

昆布はそんなアルカリ性食品の中でもトップクラスです。

ただし、酸性食品は悪いというわけではありません。酸性食品、アルカリ性食品のどちらも体に必要なものですし、両方をバランス良く食べることが重要です。

カルシウム

言わずと知れたカルシウム。

実は昆布にはカルシウムがとても多く含まれています。その量は、カルシウムで代表的な牛乳の6倍です。

育ちざかりの子供にはカルシウムは不可欠ですし、さらに昆布のような固い食べ物を口にすることで、顎を鍛えるという効果も期待できます。

繊維質

昆布の固さは繊維質から来るものです。逆に言えば、それだけ多くの繊維質がふくまれているということですね。

食物繊維には、水に溶けない「不溶性食物繊維」と水に溶ける「水溶性食物繊維」があります。

昆布の繊維質は水溶性です。

「水溶性食物繊維」が水に触れると、名称通り溶け出しゲル状になります。これにより体内(腸内)の有害物質や老廃物が排出されやすくなります。さらにそれ自体が腸内の善玉菌のエサになり、腸内環境を改善する効果もあります。

U-フコイダン、F-フコイダン

U-フコイダンには、ガン細胞を消滅させる働きがあります。(1996年、宝酒蔵(株)バイオ研究所の発表)

F-フコイダンには、老化防止に有効なHGF(肝細胞増殖因子)の生成を誘導する働きがあると言われています。

なお、重要なので別項目として書きましたが、フコイダンは水溶性食物繊維の一種です。

ヨウ素(ヨード)

要素には体内の代謝を活発にする働きがあります。

でも、食べ過ぎると、甲状腺の機能低下を引き起こすことも。とは言え、「食べ過ぎ」となるためには普通では食べ切れないくらい昆布を食べる必要があります。もし万が一そうなったとしても一時的なもので、症状が発生したら摂取を一時的に止めるだけで後遺症なく元に戻ります。(ただし、過剰な状態が長期間続くと慢性的な甲状腺障害になることもありますので、その点は要注意です。)

昆布に含まれるヨウ素は、他の食品に比べて圧倒的に多いのが解っています。